事例報告

『ドネペジルからリバスチグミンに変更で易怒・暴言等が治まった事例』

2016年03月25日

■患者:千葉県 90歳 女性
■投稿者:ケアマネージャー

2005年7月ごろから尿漏れや排便の失敗あり。引きこもりがち、家族に依存傾向が強い。
老人性認知症と診断されており、ケアマネを担当した時点でドネペジル5mgが処方されていた。

家族に対し暴言・暴力。介護拒否あり。ひっかく、つねる、叩くなど日常的。ケアマネや介護スタッフに対しても同様。尿失禁あり。デイサービス利用中に意識消失発作あり。ふらつきが強くなり、歩行力低下、外出には車いす使用。

2009年12月になるとデイサービス利用中に暴言、暴力、落ち着かない、大声、奇声を上げる、急に泣き出す。易怒・興奮・暴言・暴力・大声・介護拒否で、デイサービスから利用を断られることがあった。「(認知症を)治す薬はほかにない」と主治医。待合室でも他の患者から疎まれ、家族も大変な思いをしていた。

2010年4月より認知症対応型デイへ移る。
2013年1月にA病院もの忘れ外来受診。レビー・ピック複合と診断。ドネペジル中止、リバスチグミン4.5mg、包接フェルラ酸サプリメント処方。易怒、興奮、暴言・暴力等消失。傾眠傾向が出現。幻視あり。自宅で転倒骨折・入院するが自宅退院し、介護サービスを利用しながら在宅介護を継続している。

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